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緊急企画のアップについて
二次試験を受験された方は、今ホッとしていることだろうと思います。また一次試験を受験される方は本試験まであと少し。ラストスパートをかけている方も多いのではないでしょうか。
さて、二次試験を受験された方にとって、筆記試験の合否が出ないうちですが、少しづつ口頭試験の準備を進めておくことをお勧めします。
準備にあたり重要なのは、平成16年度以降の受験は、選択科目も整理され、技術士法改正も完全に施行された「新しい試験」だということを認識せねばなりません。結論から言いますと昨年度までの対策では不十分です。すなわち「昨年度までの対策」+「α」の準備が必要なのです。
ではそのプラスアルファは何でしょうか。それは平成16年6月に技術士会から公表された「技術士ビジョン21」の完全な理解です。あくまでも個人的な考えですが、受験部門に関係なく、「技術士ビジョン21」の理解なくして合格点を叩き出すことは難しいのではないでしょうか。
よって平成16年度の口頭試験対策として下記のとおり技術士ビジョン21のポイントをまとめました。繰り返し読み、理解することを強くお勧めします。
またこの「技術士ビジョン21」の理解は一次試験適正科目の受験にあたっても重要ポイントだと思います。一次受験の方もチェックすることをお勧めします。
【昨年度までの口頭試験対策】
準備すべきもの
・受験願書のコピー
・業績経験論文
・技術士法条文
・技術士倫理要綱
・筆記試験の問題と解答の再現
・基本書
・学習の過程でまとめたキーワード、資料等
上記は各所で言われていることですので、試験を受ける常識として準備してください。詳細はこちらを参考にしてください。
【技術士ビジョン21について】
ビジョンって何?と思った方はいませんか。技術士ビジョン21は下記よりダウンロードすることができます。どちらでも同じ内容です。ブロードバンド回線の方は「デザイン版」をダウンロードした方が見やすいです。
・デザイン版
・テキスト版
印刷して、学習資料として使いましょう。
1.技術士ビジョン21とは
@21世紀の技術士像を明確にする
A業務独占資格でない技術士の職業的位置づけを行う
B技術士の義務と責任を明確にし、社会的信頼を得る
C一人ひとりの技術士は自己責任の原則のもと、これを支援するための日本技術士会の役割を明確にする
を表明したものです。この内容をみると技術士としてのあり方、展望がよくまとまっています。口頭試験でもこの技術士ビジョン21に沿った内容で応答することが強く求められていると思われます(少なくとも私は)。
2.技術士制度の基盤
・技術士は「科学技術創造立国の実現を目指す担い手」
・技術士は「社会の利益と環境の保全に貢献する義務」
の2点です。これを念頭において口頭試験対策を練る必要があります。
3.ポイント
20世紀型技術士と21世紀型技術士の違い
技術コンサルタントから「科学技術創造立国」の実現に向けた中核者としての位置づけである。
そのために技術士は、誰もが常に
・高等の専門的応用能力の向上に努め(資質向上の責務)
・公益を最優先した職業倫理(公益確保の責務)を堅持
して行動している。また、国際的な場においても認証資格者として、リーダーの役割を担っている。

併せてチェックしましょう→「科学技術基本法提案理由説明」
4.技術士の職域での役割、素養・倫理
受験者の皆様は何らかの形で科学技術に関する職務を実施していることだろうと思います。それぞれが活躍している場で何が求めれているのか、「技術士ビジョン21」から読み取ることが必要です。またそれぞれの職務でCPDを実行し、自己の能力を高めていくことが求められています。
また技術士資格取得は「技術全般に関わる技術者の中から、責任ある立場の技術者として、また、公に認められた技術者としてのスタートラインに立った」ということです。資格取得が「完璧な技術者としての証明」ではないことに注意してください。

5.技術士に求められる基本的要件
技術士は高い専門能力だけでなく、高潔な人間性と道徳観、そして職業倫理を持つことが基本要件です。中でも、公益確保の責務は技術士を特徴づける重要な項目です。
上記のことはよく理解しておいてください。言葉で理解するだけでなく、行動で示せるように心がけてください。日々の行動が口頭試験に出るものです。注意しましょう。
6.技術士の義務と責任
これは以前より重要といわれていた事項です。「技術士ビジョン21」をよく読み完全に理解してください。
(1) 公益確保等の社会的役割に対する責務
技術士倫理要綱とあわせて理解する必要があります。
(2) 技術士の資質向上への責務(CPD)
「新技術士誕生のときの能力をスタートレベルに、常にそれ以上の能力を目指して自己の責任によって継続的に研鑚を積むこと」です。
なおCPDは継続教育ではなく「継続研鑚」といいます。間違いのないように注意。
併せてチェックしましょう→「技術士継続教育(CPD)実施方策検討委員会の検討結果について」
一次試験の方は、「技術士を目指した修習のあり方について」も要チェックです。
(3) 技術士の国際的責務
「21世紀の技術士は、まずAPEC エンジニアの登録を行い、いつでも、どこでも、誰とでも仕事ができる状態を整えるのが基本の姿である。また、APEC エンジニアの相互承認が実現していない国や部門にあっては、相互認証の締結へ向け積極的に働きかけるのも、技術士の重要な責務とする。」とあります。機械部門はAPECエンジニアの相互認証が実現していませんので、「相互認証締結に向け積極的に働きかける」ことが重要のようです。
7.日本技術士会の役割と課題
ここは一通り目を通しておいてください。
(受験にはあまり重要ではないです)
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