技術士X氏の合格アドバイス 

 

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 技術士試験の勉強は的を得た勉強方法が最も重要です。ここでは技術士X氏からいただいたアドバイスを掲載し、皆様の勉強に少しでもお役に立てればと思います。 またこのページをきっかけに皆様と一緒に技術士ネットワークを作ることができればと思います。なお文章は頂いたアドバイスに若干の修正を加えております。

アドバイス1

アドバイス2

アドバイス3

アドバイス4

アドバイス5

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 HPに書かれているとおり、機械系の技術士試験の情報網はほとんどなく、機械系の技術士の方はたいへん少ないのが現状です.

 現在電力会社関係の仕事に関わることが多いのですが、電力会社の場合、工事発注の
条件に、一級建築士またはそれと同等以上の公的技術資格保持者を、設計主任技師あるいは現場代理人として選任することが、仕様書に明記されています.

 このことは、将来、いろいろな分野の仕事(特に、設備関係)にも、公的技術資格(技術士)を保有が必要になることを示唆していると考えます.

 ところで、一般技術論文の試験では、『知見を述べよ』とかいてあることに注意が必要です.すなわち、『知見を述べよ』とは、単なる知識だけではなく、実務経験から得られたノウハウを問うていることなので、それに沿った文章を作成したほうが良いでしょう.

 

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 さて、細かいことは、おいおい書いていきますが、まずは8月の試験までの流れにつ
いて、ひとこと.

1.スケジュールは、HPに記載された通りと思います.

2.しかし、私の経験からいうと、5月中に業績論文の基礎資料作成.6月半ばを目処に、第一回案作成.そして、それを、誰かに添削してもらうのが大事です.たとえば、化工学会では、5月号に技術士業績論文の添削募集があり、匿名の現役技術士の人が、論文の内容を添削して、いろいろなアドバイスを最低2回やってくれます.(私のときは20000円でした.)
 とにかく、業績論文は、自分勝手な表現、言いまわしが出やすく、ただしく評価されにくいことがあるので、是非とも添削を依頼されることをお勧めします.

3.業績論文では、一貫した技術内容であることが必須と思います.

 私の場合、『氷蓄熱システムの大型化』という統一テーマで、開発、実行1、実行2、結果、評価をまとめていったのが正解だったと考えます.
 どちらかというと、私はあれもやりました、これもやりましたというのは、評価されにくいようです.


 

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業績論文の練習方法(選択:暖冷房および冷凍機械)

1.過去5年間の出題傾向の調査
 (傾向1)

技術責任者として実際におこなった仕事について、3例列挙し、成功例と失敗例を詳述させて、それが技術士にふさわしいと考える理由を書いて、自己評価する.

 (傾向2)

技術責任者として実際におこなった仕事について、複数例列挙、略記し、そのうち一例を詳述し、それが技術士にふさわしいと考える理由を書いて、自己評価する.


2.業績論文の作成資料(ネタ帳)をもとに、各傾向別に論文を書いてみる.

 なお、論文を書く場合、技術士試験の論文用紙(参考書を買うと巻末についているので、これをザラ紙か裏紙にコピーして使うと良い)を使うこと.(当HPにも練習用の原稿用紙があります)

3.業績論文の基本パターン

(1)仕事の意義を書く:技術責任者を務めた仕事の社会的な意義、企業内での意義

(2)仕事の内容:タイトルに注意.読んだ人にイメージを湧かせるような表現とする.私の場合、添削指導の方から次のように指摘されました.

添削前:大容量氷蓄熱システムの開発プロジェクト
添削後:氷蓄熱システムの大型化プロジェクト
−−− 用語として、暖冷房の分野で大容量という言葉は不適切.

(3)内容記述にあたっては、
@特殊な用語は使わない.使う場合には、定義をする.
A記号、文字式、単位の説明をわすれないこと.
B課題、問題点、その解決方法を書く際には、箇条書きの形式をとるとわかりやす
い.
C技術内容の評価はある評価基準にもとずく具体的数値とする.
 たとえば、冷凍機システムの場合、業界で使用されている評価基準は成績係数(COP)なので、目標値3.5に対し、実績値3.5であった.というような具体的な数値をあげて説明することが必要.
Dフロー図やスケッチなど読む人がイメージできるものを使う.

4.参考図書

 木下是雄『理科系の作文技術』(中央公論社)(この本は、数回熟読されることをお勧めします.)
 実際には、受験される人の個性、経験、内容によって、いろいろなパターンが存在すると思いますが、まずは書いてみて、読んでもらうのが早道でしょう.

 

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業績論文の書き方について

(1)論述の筋道は、

 『〜の背景で、〜の問題点に対し、〜の技術的観点から、〜の対策、方策を講じ、〜の結果が得られた.その成果は〜であり、現時点での評価は〜である.』

 
(2)論述の基本事項は下記に注意のこと

 @業績名:名前(タイトルで内容がわかること

 A実施の時期と期間:
 期間は、何年何月から何月までと、できるだけ具体的に書く.業務経歴とズレがないように注意.
 実は、技術士試験の業務経歴とは、単なる社内経歴書ではなく、技術実務をどのようにこなしてきたかを確認するものだそうです.(私もあとから聞きました.)

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業績論文の書き方Part2

1.立場と役割

 試験の問いかけには必ず、『あなたの立場と役割』があります.
 この場合、当然のことながら職制ではなく具体的な役割、とくに世間一般でイメー
ジされやすい単語を使うのが良いでしょう.(『プロジェクトマネージャー』、『○○技術の開発責任者』といった表現)

2.論文の内容についてのチェックポイント(私が受けたアドバイス)

(1)問題の意味を正しく理解する.:
  問題の要求事項、試験官の意図を正しくつかむ.

(2)選択したテーマの問題解決に専門的応用能力が必要であったか

(3)内容構成はしっかりしているか.

(4)問題点は明確か.

(5)問題の指示にしたがっているか.:
  問題はなにか、問題をどう分析したか、どのような解決策を立て、実施したか、結果はどうか、現時点での評価はどうか等が明確によみとれること.また、業務規模(費用、予算)も明確に.

(6)業務の背景、技術的問題点を捉えているか.

(7)自分の考え方を述べているか.

(8)内容に誤りはないか

(9)効果、結果、将来への見通しを述べているか.(顧客が得た利益、実際に使っ
てみてわかった改良点、その改良による予想効果)

(10)結論は具体的な数値をもとに導き出されているか.

(11)論文の書き方、特に、章、節、図、表の標記方法は、学会が出している投稿
要領に従うこと.

 
とはいうものの、やはり実際にいくつか書いてみて、読み合わせ、添削をしてもらうのが一番確実です.


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