平成14年度口頭試験合格にむけて 第3回 

<第2回

 

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 さあ、あと2週間で口頭試験本番です。
 実際の試験では、主に人物評価が主体です。「合格する受験者の姿勢」でも書いていますが、「謙虚に」「堂々と」受験すれば、多少出来が悪くても大丈夫です。絶対に落とすことのないよう、最後まで頑張ってください。

 

1.口頭試験を受験するに当たって

 口頭試験を受験するにあたり、次の事項に注意してください。

・服装は華美でないスーツ(技術コンサルタントとして常識ある服装)。また不潔な印象を与えないこと。
・適度な身振りを交えて対応すること。
・決して喧嘩をしないこと。自慢話にならないこと。
・メリハリのある話し方を心がけること。
・試験官を見て答えること。
・姿勢を正しく。入室、退室時の挨拶を忘れずに。
・自分の受験番号は憶えておくこと。

 受験時の心構えとして、受験者は「技術コンサルタント」の立場、試験官は「お客様」の立場です。日頃の業務でお客様に接することを思い浮かべ、試験に臨むことが重要です。

2.合格する受験者の姿勢

 次の5項目に気をつければ多少、応答が拙くても合格ラインのはずです。

@「短く簡潔に」
A「はっきりと」
B「堂々と」
C「わかり易く」
D「謙虚に」


3.業務経歴について

 業務経歴については必ず聞かれると思います。その場合は、受験願書に記入した業務経歴を時系列に沿って正確に答えるのがベストです。また顕著な業績についてはさりげなくアピールすべきです。アピールした事項については詳細な説明を求められることがあります。準備を忘れずに。

4.技術士の受験と今後の展望について

 何故技術士になりたいと思ったのか。また合格後の展望、予定等については考えをまとめておきます。
 なお技術士には「技術士の資質向上の責務」があります。そのため試験官に対し、技術士合格後は、積極的にCPD(継続教育)に取り組んでいくという姿勢をアピールすると良いと思います。

5.技術者倫理について

 技術者倫理について難しい事例について問われたときや、自分の考えを述べるときは、必ず公衆の安全が最優先であることを忘れずに。

6.会場までの交通機関の注意

 念のため複数の交通手段をチェックしておくことをお勧めします。(私の場合、人身事故で電車が遅れ少し焦りました。)
 試験会場に入る前に喫茶店で一服できるくらい余裕をもって出発してください。
 地方から上京される方は、前泊することをお勧めします。


7.口頭試験再現問題

 平成13年度の試験において私が実際に体験した口頭試験の様子と設問を示します。

・試験会場:フォーラムエイト 東京都渋谷区
・試験時間:約30分
・受験部門:機械部門(選択科目:精密機械)
・試験官:2名(40後半〜50代の方)

(1)一般問題として問われたこと

@受験番号とお名前をお願いします。
Aこれまでの経歴を簡単に述べてください。
B特許権等はお持ちですか。
C特許権についてあなたはどのように考えますか。
D経歴の中で「○○○」とはどんなことですか。
E業績論文の内容について簡単に説明してください。
Fこれまでの経歴の中で失敗例について述べてください。
G社内に技術士はいますか。
H技術士を取得した動機と、取得後どのように活かしていくのか述べてください。
IJABEEとはどのようなものか説明してください。
J国際的な技術者資格について知っていることを述べてください。
K技術者継続教育(CPD)について知っていることを述べてください。
L最近の技術者が絡む事故や問題で、いくつかの事例を述べ、あなたの考えを説明してください。
M技術士の3大義務について述べてください。
N技術士の英語訳は何ですか。

(2)専門問題として問われたこと(機械部門のみ)

@SI単位について説明してください。
AITが技術環境に与える影響について考え方を述べてください。
B3次元CADの役割とあなたの考えを述べてください。
Cレイノルズ数とはどんなものですか。
D圧電素子について説明し、応用例をあげてください。
Eステンレス鋼のうちSUS304のNiとCrの割合について答えてください。
FISO9000について説明してください。
GPID制御と現代制御の違いについて述べてください。


 実際の試験では、試験官は私の書いた答案用紙と思われる紙と業務経歴書見ながら、質問を次々と出していました。質問の順番は@業務に関することA専門知識に関することB技術士法及び技術者倫理に関することの順番で行われました。また私が少し自信のない答え方をした部分は必ず聞き返していました。試験時間約30分の間、次から次へと質問がきたという印象です。


8.私が試験日までに実行したこと

 「選択科目」及び「共通科目」については筆記試験問題をキーワードとして、また業績経験論文は内容を確認して周辺の技術や動向まで調べました。
 条文については第4章を完全に暗記することとし、その他重要と思われる条文の読み込みを行いました。
 また技術士倫理要綱は全てを暗記しました。技術士倫理に関する事例は出題されると予想していましたので、インターネットで情報を集めました(今年は某銀行や某電力会社などが事例としてよいと思います)。


合格まであと一歩です。気を引き締めて口頭試験に臨んでください。皆様が合格の栄冠を勝ち取ることを祈願しています。

 

 

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