| 基本書の読み方(機械実用便覧を使った勉強のポイント) |
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機械部門受験者は、第一次試験、第二次試験ともに機械工学に関する体系的な理解が必須です。
特に第一次試験では専門科目W、第二次試験では選択科目2、必須科目を解答するために十分学習しておく必要があります。
しかし、多くの受験生がどのような資料で、またどこに重点をおいた学習をすべきが悩んでいると思います。
そこでここでは、私の実体験から基本書として「機械実用便覧(日本機械学会編)」を取り上げ、重点ポイントを解説したいと思います。
機械実用便覧 (改訂第6版) 発行 :日本機械学会 この本の特徴はこちら>
価格 :4,000円
大きさ :180×130(B6サイズ)
ページ数
:896ページ
ISBN :4888980551
発行日 :1990/03/01
基本書のポイント
個人の考え方ですので、それぞれのやり方があると思います。参考程度にしてください。
|
項 目 |
ページ |
一次 |
二次 |
ポ イ ン ト |
|
数 学 |
1-40 |
△ |
× |
第一次試験で共通科目が免除されない場合はチェックするが、別の参考書籍を使ったほうが良い。 |
| 力学および機械力学 |
41-92 |
○ |
○ |
2・4章を中心に理解すること。 |
| 材料力学 |
93-152 |
◎ |
○ |
基本的な力学計算について理解する。 「ねじり」よりも「曲げ」に重点を置いた理解が必要である。 3・3章〜3・8章は出題少ない 材料破壊(特に疲労)について確実に理解する。 第一次試験 ・技術用語について理解する。(択一) ・材料破壊について理解する。(記述) 第二次試験 ・材料破壊について確実にする。(択一) ・安全率、許容応力について理解する。(共通) |
| 工業材料 |
153-280 |
○ |
△ |
材料試験は引張試験を理解する。 |
| 機械の要素 |
281-444 |
◎ |
△ |
「機械実用便覧」は知識の確認に使用し、詳細は別途参考書を求めた方がよい。 特に要素部品の使い方やノウハウについて出題されるので、本書では不十分である。 流体要素については出題少ない。 第一次試験 ・要素部品の名称および使い方を理解する(択一・記述) ・締結部品の使い方(記述) ・伝動要素の使い方、破壊形態等について理解すること。(記述) 第二次試験 ・伝動要素の使い方、破壊形態等について理解すること。(択一・記述) |
| 機械の設計と製図 |
445-491 |
△ |
△ |
450ページ「標準化」については出題される可能性があるが、「機械実用便覧」では足らない。別途参考書を求める必要あり。 |
| 流体工学 |
492-551 |
○ |
○ |
層流と乱流について理解する。運動方程式は直接出題される確率小。無次元数が流体で出題される可能性小。 第一次試験 |
| 熱工学および熱機関 |
552-651 |
○ |
○ |
熱力学の無次元数について理解する。熱力学の法則は確実に理解しておくとともに、これらの技術的な意味を調べておく。蒸気についてはあまり出題されないと思う。しかし各種内燃サイクルとこれらの効率については出題確率大。燃料及び燃焼については出ないのではないか。各種熱機関については確認しておく程度。 第一次試験 |
| 工作および加工機械 |
652-769 |
◎ |
◎ |
切削加工、特殊加工を中心に出題確率が極めて高い。ただこの分野は内容が古くなっているため、専門雑誌等で最新の技術知識を収集する必要がある。鋳造、塑性加工は出題が少ない。粉末冶金は読んでおく。汎用工作機械は出題されないと思われる。自動生産システムは本書では不十分。最新の情報を収集すべきである。 第一次試験 |
| 計測と制御 |
770-798 |
△ |
△ |
重要度は他のものに比べて低いが、「測定方法」、「誤差」、「センサ」については理解しておくこと。またフィードバック制御はブロック線図、応答について用語の理解が必要である。内容が若干古い部分もあるので、専門雑誌等で補足しておく必要がある。 第一次試験 |
| 電気・電子 |
799-846 |
× |
△ |
殆ど出題されない。ただし、電動機については平成13年度第二次試験で出題された。誘導電動機の速度を求める式は覚えておくこと。電熱・照明、法規は読む必要なし。 第一次試験 |
|
インダストリアル・エンジニアリング
|
847-883 |
× |
△ |
殆ど出題されない。「作業測定の技法」や「方法改善の技法」、「管理技法」は読んでおく。なお生産システムとコンピュータ管理は内容が古い。専門雑誌等で補足しておく必要がある。 第一次試験 |
| 付録 計量単位 |
884-895 |
△ |
△ |
単位系の換算など再確認しておく。次元式は理解しておく。 |
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